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副業300万円問題 基準案変更へ (2022年10月11日)

国税庁は、8月に発表した「年300万円以下の副業収入は原則として雑所得」とする通達案に反対意見が殺到したことを受け、大幅に変更する。修正案では、帳簿があれば副業による収入金額にかかわらず基本的に事業所得とする。帳簿がなければ基本的に雑所得に区分し、副業による収入が300万円以下ならすべて雑所得とする。7日にも修正案を公表し、2022年の所得分の確定申告から適用する方針。

連合が賃上げ目標を引上げ (2022年10月11日)

連合は、来年の春闘での賃上げ目標を過去7年続いた「4%程度」から引き上げる方針を固めた。物価高が生活を圧迫していることを踏まえた。なお、実際の賃上げ率は2%前後となっている。

新基準で一転認定 「過労死ライン」未満で労災 (2022年10月3日)

急性心不全で死亡した男性社員を「過労死ライン」に満たない残業時間のため労災不認定としていた事案について、昨年改定した労災認定基準を踏まえて決定を覆し、過労死として判断したことが、25日、わかった。新基準により労働時間以外の負荷も総合的に評価することとされたことから、残業時間に加えて空調設備がない中での高温スチーム洗浄作業が過酷な作業環境に当たるとして、労災が認められた。

国民年金 給付抑制策停止を10月から検討 (2022年10月3日)

厚生労働省は、国民年金の給付額を抑制する「マクロ経済スライド」を予定より早く止める検討に入る。足元の超過給付を抑え込む調整により、最終的な給付が今の価値で5万円を下回るとみられるため。抑制策を前倒しで終えることで、支給を今の物価水準で月5万円以上に保つ。給付が増える分は、厚生年金の保険料や国庫負担金で穴埋めする想定。

育休給付の拡大案 議論開始 (2022年10月3日)

政府は28日、全世代型社会保障構築会議を開催し、雇用保険加入者に限られている育児休業中給付の対象を、拡大する案について議論を始めた。出産育児一時金については、原則42万円からの引上げに向けて75歳以上の後期高齢者らに負担してもらう案も検討する。

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